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ドコモ系MVNOへ乗り換え前の最終チェック

記事更新日:2016.7.20

乗り換え前の最終チェック

それでは、ドコモからドコモ系MVNOの音声対応SIMプランに乗り換えたら何がどう変わるか?
最終チェックとして重要な点だけをピックアップしてみていきたい。


項目 乗り換え後はどうなるか?
現在使用中の携帯電話番号
(080番号や090番号)
そのまま利用可能
SMS(ショートメール) 利用可能
特定の場所(例えば自宅)の
電波の強度
変わらない
エリアメール
(緊急地震速報など)
受信可能(※)
端末(スマホ本体)の修理 乗り換え後もドコモショップに持ち込めば
修理を受け付けてくれる
ドコモのEメールアドレス
(~~~@docomo.ne.jp)
利用不可になる
おサイフケータイ モバイルSuicaモバイルnanaco
Edyなどほとんどは利用可能。iDは利用不可。
LINE ID検索はできなくなる
その他の機能はおおむね利用可
※詳細は格安SIMでLINEを使用する方法を参照願います。
テザリング アンドロイド端末の場合は利用できなくなる端末が多い
ドコモ独自サービス 利用不可

こちらの記事によると、海外メーカー製のSIMフリー端末の場合は受信できないこともあるようですが、このページではドコモ端末ドコモ系MVNOへ乗り換えるケースを取り上げていますので、「受信可能」と書きました。


うーん、詳しく詳しく。
そうだね。各項目について少しだけ詳しく。


現在使用中の携帯電話番号は乗り換え後も使用可

音声通話SIMとデータ専用SIMで見てきたように、MVNOの音声通話SIMプランは携帯電話番号(080番号や090番号)で音声通話ができる。音声通話SIMプランに乗り換える時はナンバーポータビリティ
(番号持ち運び制度)
が利用できるので、これまで使用してきた080番号や090番号を乗り換え後も引き続き使用することができる。
もちろんナンバーポータビリティを利用せず、心機一転、新しい携帯電話番号を取得することもできる。
なるほど。


音声通話SIMプランはSMS(ショートメール)が標準装備

同じく音声通話SIMとデータ専用SIMで見てきたように、MVNOの音声通話SIMプランはSMS(ショートメール)が標準装備なので、乗り換え後も利用可能だ。
ふむふむ。


電波の強度は変わらない

スマホの画面の右上に、電波の強度を示すアンテナマークがあると思う。
こんなやつね↓
そうだね。ドコモもドコモ系MVNOも、どちらもドコモの基地局の電波を使用しているので、特定の場所における電波の強度は乗り換え後も変わらないんだ。
例えばドコモの時に自宅でアンテナマークが4本立っていたなら、ドコモ系MVNOに乗り換えても同じく4本立つ。
「乗り換えたら電波が1本しか立たなくなった」
ということはないんだ。
なるほど。


緊急速報(エリアメール)も引き続き受信可能

地震が発生した時に緊急地震速報を受信したことある?
あるある。ドキッとするよね!
そうだね。地震以外にも津波警報や非難情報などが被災の恐れのある地域に一斉配信されるようになっている。そしてこれらの緊急速報はMVNOへ乗り換え後も引き続き受信可能なんだ。
なるほど。


端末(スマホ本体)の修理もドコモショップで受け付けてくれる

ドコモの端末(スマホ本体)であれば、MVNOへ乗り換え後も引き続き、ドコモショップへ持ち込むことで修理を依頼することが可能なんだ。
そうなんだ?ドコモとの契約がないのに可能なんて不思議な気もするなあ。
そうだね。でもこれはドコモに限った話じゃないんだ。実際私も、ネットオークションで購入したauのスマホ本体(白ロム)をauショップに持ち込んで修理してもらったことがある。
なるほど。


ドコモのEメールアドレスは使用できなくなる

ドコモのEメールアドレス(~~@docomo.ne.jp)は、MVNOへ乗り換えると使用できなくなってしまう。なので別のメールアドレスを使う必要がある。
別のメールアドレスって?
GmailとかYahooメールとかかな。どちらもプッシュ通知
(新着メールをリアルタイムで通知してくれる機能)
があるし、絵文字もかなり使えるので、ドコモのEメールとほぼ同じ感覚で使用することができる。
なるほど。先生はMVNOに乗り換えた時、どのアドレスを使ったの?
私はGmailにした。Yahooメールのほうが見た目や操作感は個人的に好きなんだけど、Yahooのプッシュ通知は

「新着メールが届きました」


というのみで、メールを送ってきたのが誰なのかはメールを開いてみないとわからない。
その点、Gmailのプッシュ通知には送信者とメールタイトルも表示されるので便利だなと思う。
なるほど。
なお、GmailもYahooメールもいつでも無料で使用できるので、乗り換え後にバタバタしないためにも、乗り換え前からスマホで実際に使ってみて慣れておくことをオススメしたい。私は乗り換え後にはじめてスマホでGmailを使用してみて、けっこう慣れるまでに時間がかかったから・・・。
なるほどね。ちなみにスマホでGmailってどうやって使うの?
詳しく記載すると長くなってしまうけど、現在のスマホがアンドロイド端末なら、最初からGmailの
アイコン↓↓

がメニュー画面に転がっているはずなので、それをクリックすれば利用開始可能だ。
現在のスマホがiOS端末(iPhone)の場合は、AppStoreからGmailアプリをダウンロードすることで利用開始できる。
なるほど。


おサイフケータイはほとんどが利用可能

MVNOへ乗り換え後も、モバイルSuicaモバイルnanacoEdyなどのFelica方式のサービスは基本的に利用可能だ。私もSuicaとnanacoは日常的によく使っているけど、MVNOへ乗り換え後も特に何も変わらずに使用できている。ただしドコモ独自サービスのiDだけは、ドコモ契約者でないと利用できないので、MVNOに乗り換えると利用できなくなる。
なるほど。


LINEのID検索はできなくなる

MVNOへ乗り換えた場合、LINEは無料通話やメールなどほぼ全ての機能はそのまま利用可能だけど、ID検索だけはできなくなってしまうんだ。
うーん、なんでなの?
ID検索をする際には年齢確認のための認証画面が表示される。
(ドコモの場合↓↓)


これをクリアするためにはdocomo ID、auID、MySoftbankのどれかで認証する必要がある。けれどMVNOへ乗り換えてしまうとこれらの認証ができなくなってしまうので、ID検索もできなくなってしまうんだ。
なるほど。そしたら電話番号とか他の方法で検索するしかないわけか・・・。
そうだね。詳しくは格安SIMでLINEを使用する方法を参照してもらえたらと思う。


ドコモのアンドロイド端末をドコモ系MVNOで使用する時は、テザリング不可になる端末が多い

テザリングは使わない人は全く使わないと思うけど、個人的にはかなり便利な機能だと思う。
テザリングって?
詳しくはテザリングとは?を見てもらえればと思うけど、簡単にいうとスマホを無線LAN(Wi-Fi)の親機にすることだ。それによって例えばこんなことができる。

スマホとノートPCを持って出かける。

突然、ノートPCでYoutubeが見たくなる。

スマホのテザリングを有効にする。
スマホが無線LANの親機になり、スマホから電波が発信する。

ノートPCはスマホから発信された電波を受信することでインターネットが使えるようになる。

ノートPCでYoutubeが見れる!

なるほど、こりゃ便利な機能だ。
で、このテザリングがドコモ系MVNOに乗り換えると使えなくなってしまう端末が多いの?
そうなんだ。
ドコモ系MVNOに乗り換え後も特別な設定なしにテザリングが可能なアンドロイド端末は、2016年7月現在はSH-03G以降のシャープ製端末とGalaxy S7 edge SC-02Hのみ。それ以外のアンドロイド端末は、ドコモ系MVNOに乗り換えるとテザリングができなくなってしまう。
うーん、なんかイヤな縛りだなあ。
そうだね。でも以前は乗り換え後もテザリングできる端末は全くなかったので、これからはこの縛りがない端末が増えていく可能性が高いと思う。整理すると以下のとおり。


端末(スマホ本体) ドコモ系MVNOへ乗り換え後のテザリング可否
ドコモのアンドロイド端末 不可になる端末が多い(※)
ドコモのIOS端末(iPhone等)
SIMフリー端末

※ SIMロック解除をしても不可のままです。



なるほど。しかしなんでドコモのアンドロイド端末でドコモ系MVNOに乗り換える時だけテザリングができなくなることが多いの?
詳しく話すと長くなってしまうけど、この条件の時のみ、テザリングをしようとするとAPN
(Access Point Name)
の設定が、乗り換え先のMVNOのものからドコモのテザリング専用APN(dcmtrg.ne.jp)に自動で切り替わってしまうからなんだ。
はあ・・・。これはなんか抜け道はないの?
あるにはあって、AndroPlusさんという方のブログでAPNの自動切り替わりを防ぐ方法が紹介されている。こんな方法を見つけるなんて本当にすごい方だなあと思うよ。
うーん、確かに・・・。


ドコモ独自サービス

ドコモ独自サービスも、全てを確認したわけではないけど、基本的には利用できなくなるようだ。ドコモポイントサービスもMVNOに乗り換えるとポイントが消滅してしまうので、乗り換え前に使っておくとよいと思う。
なるほど。
それでは最終チェックの結果でも問題ないようであれば、次ページの乗り換え決行手順へ。